漫画家・島本和彦の名作『炎の転校生』を現代に蘇らせた『炎の転校生REBORN』が、動画配信サービス・Netflixオリジナルドラマとして、10日より世界190カ国で配信される。原作の主人公である滝沢昇が校長を務める「種火学園」に転校してきた7人の転校生が、様々な学園に転校して、問題を解決していく。
全員が"駆(カケル)"という名前の7人のキャラクターは、それぞれ個性が爆発。極めて"フツー"の転校生・シゲオカ駆は、一目惚れした女子高生・日花里(川島海荷)に誘われてミッションに参加することになる。ハマダ駆は曲がったことが大嫌いな「北の狂犬」の異名を持つボクサーで、カミヤマ駆はマッシュルームカットがトレードマークの甘えん坊。
またコタキ駆はリーゼント&超短ラン&ボンタンの昭和ヤンキー、キリヤマ駆は時代劇が大好きで名古屋弁が特徴の「侍」転校生、フジイ駆は「美」へのこだわりが強く秘技・シャイニングウィンクを繰り出す。そしてナカマ駆はIQ180のメガネ男子で、いかなる状況でもツッコミをする頭脳派だ。個性豊かなキャラクターを演じた7人に、作品について話を聞いた。
島本先生はめちゃくちゃ熱い人
――ジャニーズWESTさんは、個々で出演される作品も「ここに来たか」と思わされる物が多いのですが、『炎の転校生』についてはいかがでしたか?
重岡:原作が連載していたときに、僕らはまだ生まれてないよね。でも、スタッフさんも「今度『炎の転校生』やるんだね」と言ってくれたりします。
中間:僕の父親、母親が若かった時に読んでたくらい。
桐山:え~!
神山:みんなでアニメのオープニングを見たけど、その時の衝撃はハンパなかった!
藤井:オープニングの曲だけでもインパクトがすごくて。
神山:あ~れは誰だ~誰だ~~俺だ~♪
一同:お前かーい!!!(笑)
重岡:どういう状況やろな!?
桐山:全員でつっこんだもんな! お前かい! って。でも、僕ら世代と違う層から新しく見えてくれたら嬉しいですね。
――島本先生とは何かお話をされたんですか?
中間:先生役の人が出てくるんですけど、あのまんまです!
桐山:島本先生は「僕こんなんじゃないよ!!」ってめっちゃ嫌がるんですけど。
小瀧:僕らも相当声がでかいんですけど、先生は僕らの2倍は出てますからね。
濱田:あと、握手がやたら強い!
藤井:ほんまめちゃくちゃ熱い。原作そのままの人。
重岡:一言一言に火がついているみたいな人で、熱く語ってくれました。
――それぞれの役や演技については、何かおっしゃってましたか?
重岡:だいぶ作品に入り込んではって、「もっと見たかった」と言ってくれました。小瀧のことも言ってなかったっけ?
小瀧: 「出方が良かった」とか、細かいところまで言ってくださって。「もっと続いて欲しかった!」とおっしゃって頂けたのは、メンバー一同嬉しかったですね。あれだけ原作と違う物語をやっているのに、気に入ってくれたというのは、自信にもつながりました。
重岡:先生が、「僕の原作のファンも、間違いなくこれは認めてくれる」って、壁にヒビ入るくらいのでかい声で言ってくれてた(笑)。
中間:でも、ジャニーズWESTは、先生の作画に合っているんじゃないかな、と思います。本気でくだらないこともやるという意味で、ジャニーズやったらそりゃ、WESTを選んで頂けるって気がしました。