ベンチマークテスト内部GPU編
次は内蔵GPUを利用しての性能比較である。先にも書いたとおり搭載されているのはIntel UHD Graphics 630であるが、ark.intel.comによれば
CPU | 内蔵GPU | Base | Turbo |
---|---|---|---|
Core i7-7700K | Intel HD 630 | 350MHz | 1.15GHz |
Core i5-8400 | Intel UHD 630 | 350MHz | 1.05GHz |
Core i7-8700K | Intel UHD 630 | 350MHz | 1.2GHz |
となっており、動作周波数が若干違う程度の差しかない。あとはCPU性能と相まってどこまで性能が上がるかを確認してみた。そんなわけで、こちらはCPU性能そのものの比較は割愛したほか、絶対的なCPU性能が低いのは分かりきった話なので、負荷が高いベンチマークは省いた。また特に断りが無い限り、解像度は1280×720pixel/1600×900pixel/1920×1080pixelの3パターンで実施している。
PCMark 10 v1.0.1275(グラフ41~43)
傾向は外部GPU(グラフ1~3)の場合に良く似ている。さすがに絶対的な性能はやや低めだが、その理由はグラフ42で分かる通りGamingのスコアが著しく低くなっているためだ。また、グラフ43からも分かるように、GPU性能が必要とされるRendering and Visualization、あるいはOpenCL性能が要求されるVideoEditing/PhotoEditingなどもやや低目である。
ただPCMark 10の場合、Scoreの目安が5000(FutureMarkのReference機を利用した際のテスト結果が5000となるように係数が調整されている)で、なのでほとんどのテストで5000を超えているCore i7-8700Kはかなり性能面では優秀としてよいと思う。