カラフルなデザイン家電
会場をまわって目についたのは、家電がカラフルなこと。日本のように一度流行すると同じようなカラー、デザインになってしまうということは少なく、メーカーの個性を打ち出しているものが多い。
冷蔵庫は想像できたが、換気扇、オーブン、洗濯機、IHクッキングヒーターまでバリエーションが豊富で驚いた。日本では家電のデザインやカラーを統一することは難しいが、海外では可能だ。
また、スタイリッシュなもの、レトロなものなど、デザインの幅が広い。中には「どういった人が購入するのだろう……」と悩んでしまった家電もあったが、実用性だけでなく、見ているだけでも楽しくなる家電で溢れていた。
海外の大手メーカーは個性的で活気と勢いがあった。日本のメーカーは出展そのものが少なく、ブースもいまひとつ盛り上がりに欠けていたところが多かった。日本は独自のライフスタイルがあるので海外に合わせる必要はないが、"日本らしい"家電が登場し、IFAのような世界的な展示会で存在感を見せてほしいところだ。