気になる吸引力は?
最後に、フローリングに重曹を撒いて吸引力を簡単に比較してみました。スティックタイプのRACTIVE Airだと、ゴミを確実に除去するためにはヘッドを前後に一往復させる必要がありましたが、今回のキャニスタータイプは一度通過させただけでも溝の間にあるゴミまでキレイに吸引できました。自宅で使っているコードありのキャニスター掃除機 (吸込仕事率200W程度)でも試してみましたが、吸引性能はほぼ互角に思えました。
ストレスフリーな良品
今回使ってみて実感したのは、コードレスのキャニスタータイプのストレスフリーさでした。特に本製品は、総重量が3kgを切る軽さとコンパクトさが魅力的。女性でも片手で本体を難なく持ち上げられるため、軽快に掃除ができます。使わないときも場所を取りにくい点も大きな魅力です。
吸引力に分がありながらも、操作性などでスティックタイプに引けを取ってしまうキャニスタータイプ。今回のEC-AS500は、キャニスタータイプとしての常識を打ち破った、画期的な一台でした。メンテナンス性にも配慮が行き届いており、「RACTIVE」(楽+active)というシリーズ名の通り、掃除をラクにしてくれる良品だと思います。