スポーツ施設もいろいろ! 操舵室も自由に見学
そのほかにも、13階の屋上にはバスケットボールやゴルフ練習ができる「スポーツデッキ」や屋外ジョギングトラック「スタートラック」、12階にはジム・水流エクササイズプール・サウナ・を供えた「アポロスパ&フィットネスセンター」、10階には子どもが遊べるゲームルーム「アーケード」、7階には個室カラオケ「カラオケルーム」(有料)などを供えている。
アポロスパではマッサージのほかマニキュアも対応しているが、フットマッサージが3,000円、マニキュアが2,000円と、船内サービスの割にはリーズナブルな価格設定となっている。
長い船旅のおともに本を、という人もいるだろう。船内には日本語の書籍もそろえた図書館が設けられている。図書館の空間そのものも、なんだか優雅である。また、操舵室の見学が自由にできるのも、「スーパースター ヴァーゴ」ならではのサービスと言えるだろう。見学エリアにはヴァーゴに関する資料や展示もされているので、あわせて楽しんでいただきたい。
船内にはWiFi(有料)を完備しており、さらに12階には美容室が4階には医務室があるなど、もはや客船の上で十分生活ができそうなほどの充実ぶりである。
続々と外国船が日本に寄港中
クルーズ市場を見てみると、船内で1泊以上宿泊する日本人の国内外へのクルーズ利用者は、2016年で過去最高の24万8,000人となったという(国土交通省調べ)。そのひとつの理由に、外国船社による日本発着クルーズの増加があり、その傾向を受けて「スーパースター ヴァーゴ」も初の日本発着クルーズとなったという。ヴァーゴの横浜・大阪発着クルーズは2017年7月~11月限定であり、2018年も実施するかはまだ未定となっている。
キャプテン主催のガラディナーではややドレスアップした服装が求められるが、ヴァーゴ自体は優雅でありながらカジュアルな船旅をモットーとしている。気軽に楽しめるという意味でも、初めてのクルーズにぴったりだろう。なかなか8日間を確保するのが難しいかもしれないが、ここだけの体験と出会いをぜひお見逃しなく。