さらに、併設されている西日本リサイクルセンターでは、スマホやPC、サーバー、プリンタなどの解体作業を見学した。
同センターは、近畿、中国、四国を対象に回収されたスマホやPCなどを解体し、資源としてリサイクルする役割を担う。素材ごとに140種類に分類することで、資源化率を高めているという。
富士通が全国に持つ5つのリサイクルセンターのひとつで、月約100トンのリサイクルを行う。そのうち、富士通製のものが約6割を占める。基本的には富士通の環境本部の基準に則り作業を行っているが、ベルトコンベアを活用するなど、西日本リサイクルセンター独自の工夫も凝らしているという。
イベント終了後、子供たちを送り出した富士通周辺機の長原社長は、「かねてから地元に貢献したいと考えていた。子供たちも喜んでくれ、地元にこうした最先端の工場があることを知ってもらえた。次回もぜひ開催したい」と述べた。