富士通製スマホの生産などを行っている富士通周辺機は、2017年8月8日、兵庫県加東市の同社本社で、加東市内在住および在学の小学5、6年生と中学1~3年生の親子を対象にした工場施設見学会を開催した。
富士通の携帯電話・スマホの生産を一手に引き受ける工場
加東市が企画した「夢がきらめく シゴト発見プロジェクト~2017夏休み 親子で工場見学~」の第1弾として参加者を募集。加東市では、「加東市内にある工場施設の見学を通して、自分たちが住んでいるまちについて新しい発見や体験をするのが狙い」としている。
富士通周辺機は、スマートフォンやディスプレイ、プリンタの生産のほか、製造装置などを生産。本社工場には、富士通西日本リサイクルセンターを併設し、PCをはじめとするIT機器のリサイクルも行っている。
携帯電話の生産は、2007年から開始。2008年には携帯電話のリペアセンターを開設し、携帯電話の修理業務をスタート。2014年4月には、富士通モバイルフォンプロダクツを吸収合併し、携帯電話およびスマホの生産を、富士通周辺機に集約。「現在、arrowsシリーズやらくらくスマートフォンといった富士通製の携帯電話やスマホは、すべて加東市で作られている」(富士通周辺機総務部・中西盛人担当課長)という。
今回のイベントでは、当初は、30人の定員としていたが、参加申し込みが多かったことから募集定員を増やした結果、46人の親子が参加。そのうち、子供の参加が28人。男子12人、女子16人となった。また、小学生が25人、中学生が3人。兄弟で参加した家族もいた。