HP Spectre x2はデタッチャブルタイプの2in1 PCということで、PC本体はタブレット、そしてキーボードドックが同梱される。まずはタブレット部分から見ていこう。Surfaceとの大きな違いは、キックスタンドがSurfaceの板状に対してフレーム状になっていることだ。このキックスタンドは、クロムメッキ処理を施したステンレス製で剛性が高く、たわみに強い。最大で約165度まで画面を傾斜できる。

12.3型なのでそれなりに大きく見えるが、本体が薄いため、手に持っても重さをそれほど感じない

キックスタンドの可動はきつくも緩くもなく、さほど力を入れなくても自然に動かせる

傾斜させるとお絵かきするときに楽

タブレット裏面は、キックスタンド収納時はフラットに

本体はアルミとマグネシウムの合成素材を使用しており、程よい金属感がある。色はアッシュブラックを基調にしつつ、キックスタンドやメーカーロゴにゴールド(赤味の強い金)でアクセントを入れている。Spectreシリーズの特徴的な配色だ。

サイズ面では、Surface Pro 3と比較して横幅はほぼ同じ。縦方向はHP Spectre x2が長く、厚みは薄い。タブレット部の重量は公称値で775gと、Surface Pro 3の800gより軽く、Surface Pro 4とほぼ同等となっている。

タブレット部の重量は実測で756gと公称値より19gほど軽かった(写真左上)。キーボードドックを装着した場合は1,121g(公称値1,140g、写真右上)。Spectraアクティブペン、ACアダプタ、変換ケーブルを含めても1,375gに抑えられている(写真左下)

USB ACアダプタは正方形型で厚みは2.5cm程度。プラグ部分の取り外しが可能で、コンセントの空きスペースが狭い時にケーブルに付け替えて使用する。電源容量は65wだ

USB Type-CをUSB Aに変換するアダプタも標準で付属