コラーゲン・ヒアルロン酸注入療法
注入療法は、シワの除去に効果を発揮する施術法となる。数年前まではコラーゲンを使う施術が一般的であったが、必ずしもすべてが吸収されないことや、アレルギーリスクへの懸念から、最近ではヒアルロン酸注入が主流になっている。
ヒアルロン酸は元来皮膚の中にある成分であるため、安全性が高い点が特徴。繰り返し注入しても副作用がないうえ、ハリやツヤが出るというメリットも。ただし、注射で注入するため、技術力の高い医師を選ぶことが重要。技術力が伴わないと、肌の表面がデコボコになるなど、後遺症に見舞われるケースもあるので、慎重にクリニックを選ぶように。
■メリット
・ヒアルロン酸注入は安全性が高い
・シワの改善だけでなく、ハリやツヤもアップする
■デメリット
・注射で注入するため多少の痛みが伴う
・施術する医師の技術力により仕上がりが大きく左右される
・紫外線を浴びると赤くなりやすいため、日焼け対策の徹底が必要
・3~6カ月で元に戻る
二重手術
プチ整形の代表といえるほどポピュラーな二重手術。まぶたが腫れぼったい日本人に人気の高い施術の一つとなっている。
美容医療はメスを入れるほどリスクが大きくなるため、まずはまぶたの皮膚を縫い付けて二重をつくる「縫合法」を施す。それで物足りなければ二重の予定線に切開を加え、縫い付ける「切開法」を施すという2段階の手順を踏むことが主流とされている。
最初から切開法をしてしまうと、仕上がりが気に入らなくても元に戻せない。美容医療は「間違えるならやり足りないほうに間違えろ、迷ったら控えめに」が鉄則であることを肝に銘じておく必要がある。
■メリット
・目もとがぱっちりとして顔の印象がはっきりする
■デメリット
・術後の変化がわかりやすい
・切開法の場合、元に戻せない
・切開法の場合、二重の幅を広くとりすぎると修正しにくい
施術をする際は、医師と相談のうえで自身のコンプレックス解消に最も適した方法を選ぶとよいだろう。