たるみ治療
本気でたるみを解消するには、フェイスリフト施術が最も効果的とされている。ただし、メスを入れれば「傷跡が残る」「出血する」「元には戻せない」といったリスクを負うことになる。そのため、たるみが気になり始めたばかりという人や、そこまでリスクを負いたくないというに人は、光治療で肌を引きしめるタイトニングをおすすめする。
ただし、タイトニングによる効果はたるみの予防には効果的だが、その効果が持続する期間は限られるというデメリットがある。
■メリット
・シワやたるみへの効果が高い
・フェイスリフト施術は1回で済み、効果の持続時間が長い
・光治療によるタイトニングは、たるみ予防に効果的
■デメリット
・光治療では効果を維持しにくい
・メスを入れる場合は、出血や傷跡が残りやすくリスクが大きい
隆鼻術
最も普及しているのはシリコンだ。安全性の高い素材がもちろん使われるが、体にとって異物であることに変わりはない。そのため最近では、耳の軟骨を取り、それを注入する施術がポピュラーになってきている。軟骨は耳の裏から取るため傷跡が人目につきにくく、異物反応も起こりにくいのが大きな魅力と言える。
■メリット
・理想的な鼻の形を維持できる
・手術跡が目立たない
■デメリット
・シリコンを使う場合には異物反応が起こる可能性あり
・2~3年に1度、メンテナンスが必要
・術後の変化がわかりやすい
豊胸手術
豊胸手術には、シリコンバッグを使うのが一般的。シリコンは生体反応のない安定した材料であり、見た目も触れた感触も自然に近いのが魅力だ。だが生体反応がないとはいえ、異物である以上、シリコンの周りに薄い線維性の皮膜が形成されるといった防御反応がまれに起こる。
この膜が薄ければさほど心配はいらないが、数mmの厚さになってしまうと、痛みが伴ったり、触れるとゴツゴツとして乳房のシルエットにも影響したりするため、その場合はバッグを取り出すしかないという。
■メリット
・シリコンバッグを使えば、自然な形と手触りでボリュームアップが可能
・シリコンバッグは生体反応が少ない
・女性らしいプロポーションを維持できる
■デメリット
・まれに体の防御反応によりシリコンの周りに皮膜が形成され、痛みが起こったり、形が崩れたりすることもある