剣術や武術に長け、リクとともに秘密基地「星雲荘」で生活することになる鳥羽ライハ役・山本千尋は、「歴史ある作品に出演できてうれしく思います。今回はアクションもたくさんあるので、たくましく、強く、カッコいいと思ってもらえるようなヒロインになれるよう頑張ります!」と元気よく挨拶した。
リクのお姉さん的存在で、秘密組織AIBのエージェント。しかしクールな外見に似合わずドジをすることの多い愛崎モアを演じる長谷川眞優は、「私は子どもが大好きで、幼稚園教諭の免許も持っています。大人から子どもまで、宇宙人からも愛されるような存在になれるよう一生懸命やっていきます!」と、にこやかに語った。
リクの親友として行動を共にする、内気で臆病な性格のペガッサ星人の少年「ペガ」の声を演じる潘めぐみは「私も幼いころからウルトラマンが大好きでした。昨年の『オーブ』のときは観客席にいましたが、今年はステージに立つことができて光栄です!」と、出演の喜びを語った。
天文台の地下500m位置する、リクたちの秘密基地「星雲荘」の中央司令室に設置されている報告管理システム「レム」の声を務める三森すずこは、「歴史ある作品に関わることができてうれしいです。人工知能の役ですので、リクたちをちゃんと導いていけるよう頑張っていきたいと思います」と、まぶしいまでの笑顔で抱負を述べた。
平凡なサラリーマン(妻子あり)だったが、交通事故から子どもを助けようとして命を落としたところをウルトラマンゼロに救われ、ゼロと一体化することになった伊賀栗レイトを演じるのは、劇団EXILE所属俳優の小澤雄太。小澤はステージに現れるや、スーツ姿のままで激しいブレイクダンスを披露。そしてウルトラゼロアイを着眼すると、ウルトラマンゼロがさっそうと登場した。
マイクを手にした小澤は、「子どものころは、ウルトラの父になることが夢でした。今回、ウルトラマンゼロ役になれて興奮しています!」と力強く挨拶。レイトのときは頼りない印象だが、ゼロの意識が前面に出ると突然アクティブに豹変。性格が正反対の両者が、一つの身体をシェアするというドタバタコメディ的展開に期待が持たれる。
リクと同じくジードライザーを持ち、怪獣カプセルをスキャンすることでベリアル融合獣(レッドキング+ゴモラで「スカルゴモラ」など、2大怪獣の特性を兼ね備えた強力怪獣)のフュージョンライズを行う謎の男・伏井出ケイを演じる渡辺邦斗は、「ケイはジードライザーを持ち、何度もジードに戦いを挑みます。その上、著名なSF小説家の顔を持つ、謎の多い男です」と、ミステリアスな自身のキャラクターそのままに、謎めいた雰囲気で挨拶を行った。
これら、非常に魅力的なキャスト陣が、どのような物語を作り上げてくれるのか。ファンからの期待が高まる一方の新番組『ウルトラマンジード』は毎週土曜日あさ9時から9時30分まで、テレビ東京系にて放送開始する。番組終了後には、YOUTUBEの円谷プロオフィシャルチャンネルにて、限定見逃し配信が行われる。
(C)円谷プロ
秋田英夫
主に特撮ヒーロー作品や怪獣映画を扱う雑誌などで執筆。これまで『宇宙刑事大全』『宇宙刑事年代記』『メタルヒーロー最強戦士列伝』『ウルトラマン画報』『大人のウルトラマンシリーズ大図鑑』『ゴジラの常識』『仮面ライダー昭和最強伝説』『日本特撮技術大全』『東映スーパー戦隊大全』『ゴーグルV・ダイナマン・バイオマン大全』『鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー大百科』をはじめとする書籍・ムック・雑誌などに、関係者インタビューおよび作品研究記事を多数掲載