さて最後にパフォーマンスをチェックしてみよう。今回は「PCMark 8 v2.7.613」、「CINEBENCH R15」、「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」、「CrystalDiskMark 5.2.1」でベンチマークを実施してみた。
Surface Proのベンチマーク結果 | |
■PCMark 8 v2.7.613 | |
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Home Accelerated 3.0 | 3895 |
Creative Accelerated 3.0 | 5336 |
Work Accelerated 2.0 | 4482 |
■CINEBENCH R15 | |
OpenGL | 67.48 fps |
CPU | 416 cb |
■ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク | |
高品質(ノートPC)、2736×1824ドット | 961(動作困難) |
高品質(ノートPC)、1920×1080ドット | 1782(設定変更を推奨) |
標準品質(ノートPC)、1920×1080ドット | 3291(やや快適) |
■CrystalDiskMark 5.2.1 | |
Q32T1 シーケンシャルリード | 1664.597 MB/s |
Q32T1 シーケンシャルライト | 973.839 MB/s |
4K Q32TI ランダムリード | 487.489 MB/s |
4K Q32TI ランダムライト | 386.592 MB/s |
シーケンシャルリード | 926.613 MB/s |
シーケンシャルライト | 969.118 MB/s |
4K ランダムリード | 55.065 MB/s |
4K ランダムライト | 129.331 MB/s |
PCMark 8のHome、Creative、Workのスコアは2017年の最新2 in 1 PCとして十分満足いくスコアだ。写真の現像、動画の書き出しなどの重たい作業にも十分対応できる処理性能を備えている。6月20日に発売されたばかりの「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」のベンチマークは「高品質(ノートPC)」では厳しいが、「標準品質(ノートPC)」ならフルHD(1920×1080ドット)で問題なくプレイ可能だ。
クリエイター向けアプリを快適に使いたいならCore i7搭載モデル
iPad Proと比較すると高価に感じるが、UWP(ユニバーサル Windows プラットフォーム)アプリだけでなく、従来のデスクトップアプリも動作するSurface ProはiPadとMacBookのハイブリッドのような存在だ。両方の機能を1台でまかなえることを考えれば、決して法外な価格設定ではない。タブレット端末としての用途がメインなら安価でファンレスという特徴を持つCore m3、Core i5搭載モデルも堅実な選択だ。しかしクリエイター向けデスクトップアプリケーションを快適に使いたいのであれば、Core i7搭載モデルのなかから購入する1台を選ぶべきだ。
詳細スペック | |
製品名 | Surface Pro FKH-00014 |
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CPU | Intel Core i7-7660U(2.50/4.00GHz) |
メモリ | 16GB(LPDDR3-1866 SDRAM) |
ストレージ | 512GB SSD(NVMe PCIe接続) |
グラフィックス | Intel Iris Plus Graphics 640(CPU内蔵) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 12.3型 IPS液晶(2,736×1,824ドット、3:2) |
通信機能 | IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.1 |
インタフェース | USB 3.0×1、Mini DisplayPort、microSDカードスロット、Surface Connect、カバー用端子、3.5mmヘッドセットジャック |
OS | Windows 10 Home 64bit |
バッテリ駆動時間 | 最大13.5時間の動画再生が可能 |
本体サイズ/重量 | W292mm×D201mm×H8.5mm/約782g |