全く何もしなくていい訳ではないにしても、会社の給料以外にも収入を持ちたいと考えているなら、不労所得は魅力的な方法の一つ。それでは具体的に、不労所得にはどのような種類があるのでしょうか。

不動産投資の家賃収入

投資用マンションなどを購入し、家賃収入を得る「不動産投資」。物件の購入や契約、メンテナンスなどを除けば、ほとんど手間がかからないため、勤め先の規定に引っ掛かる心配もなく、会社員の副業として人気の高い方法です。通常、不動産投資を始めるには、ローンを組んで投資用の物件を購入します。会社員なら、毎月の給料が安定収入と見なされて信用があるため、金融機関からの融資が下りやすく、少額の頭金から始めることができるのがメリットです。比較的労力が少なく、手堅い部類の不労所得ですが、一般的には大きな金額を借りるため、リスクを考えて精神的な負担がかかってしまう人には、向いていない方法かもしれません。

株式投資などの利益

株式投資などで得た利益も、不労所得と見なされることが多いです。最近では、ネット証券が普及し、パソコンやスマートフォンから気軽に取引ができるようになりました。仕事の合間や移動中のスキマ時間に、売買を行っている人もいるかもしれません。投資で手にする利益は、会社で働いて得る報酬とは種類が違いますが、「何にお金を投じるか」の判断には、非常に頭を使うもの。ふだん、何げなく取引をしている人も、様々な情報を仕入れ、リスクも考慮しながら、どこに投資するのがベストなのかを分析し、自分の大切なお金を投じていることでしょう。

アフィリエイト

インターネットを利用した不労所得として、ブログなどの媒体で商品やサービスを紹介し、報酬を得る「アフィリエイト」があります。自動的に収入が得られることもあり、こちらも会社員の副業として人気ですが、アフィリエイトには、仕組みを作り上げるまでにはコツコツと作業をすることや、定期的なメンテナンスが必要です。

その他にも、不労所得には、印税などの権利収入や広告収入などがありますが、いずれも、一定の作業や行動が必要なことは同様と言えるでしょう。