近頃、会社員の副業が話題となっていますが、それに伴い注目を集めているのが「不労所得」です。文字通り、働かなくても勝手に収入が得られるならうれしい話ですが、実際はどうなのでしょうか。今回は不労所得の種類や内容、それにかかる税金などについて解説していきます。
不労所得って何?
不労所得とは一般的に、不動産による家賃収入や投資の利益など、「労働しなくても得られる収入」とされています。楽に稼げるイメージを持っている人も多いようですが、不労所得といっても、何もしないでお金が入ってくる訳ではありません。不労所得の仕組みを得るためには行動が必要ですし、定期的に作業をしなければいけない場合もあります。
また、不労所得の内容によっては、知識をつけるための勉強や、新しい情報のアップデートを求められることも。そして、通常の労働とは違うものの、はじめのうちは労力を要することもあります。
つまり、ふだん働くことはないにせよ、不労所得にもある程度の作業や労働は生じるのです。「不労所得」という言葉からは、働かなくていいといった意味合いが先行してしまいがちですが、必ずしもそうではないことは、留意しておきたい点です。ただし、仕組みを持つことで、毎日労働することなく、一定期間は収入を得られるのが不労所得の大きなメリットと言えるでしょう。
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