デザインやレンズを継承

外観はRX100 IVのデザインを継承。硬質でひんやりした感触の金属外装であり、まずまずの高級感がある。外形寸法は幅101.6×高さ58.1×奥行き41mmで、バッテリーとカードを含む質量は約299g。RX100 IVからわずか1g重くなった。

グリップ部に突起がなく、筆者のような手の大きなユーザーには少々構えにくくい点はこれまで通りだ。オプションのジャケットケースを装着したり、サードパーティが発売する外付けグリップを利用してホールド感を高めるといいかもしれない。

手のひらや胸ポケットにすっぽりと収まる小型軽量ボディ。電源オンからの起動時間は約1.7秒

背面のモニターは3型・122.8万ドットのTFT液晶。上に約180度、下に約45度まで動くチルト可動式だ

左肩には、0.39型・235.9万ドットの有機ELファインダーを装備。側面のレバーを押してポップアップさせ、手前に引き出して使用する

電源はリチウムイオン充電池「NP-BX1」。液晶使用時の撮影枚数は、RX100 IVの約280枚から本機では約220枚とダウン。少々心もとない枚数だが、USB充電・給電に対応するのはありがたい

前面には電源に連動したレンズバリアを備える