さて、最後にパフォーマンスをチェックしてみよう。今回は「PCMark 8 v2.7.613」、「CINEBENCH R15」、「モンスターハンターフロンティアベンチマーク【大討伐】」、「CrystalDiskMark 5.2.0」でベンチマークを実施してみた。

UH75/B1のベンチマーク結果

■PCMark 8 v2.7.613
Home 2967
■CINEBENCH R15
OpenGL 34.41 fps
CPU 318 cb
■モンスターハンターフロンティアベンチマーク【大討伐】
スコア 2416
■CrystalDiskMark 5.2.1
Q32T1 シーケンシャルリード 555.2 MB/s
Q32T1 シーケンシャルライト 361.4 MB/s
4K Q32TI ランダムリード 279.1 MB/s
4K Q32TI ランダムライト 169.0 MB/s
シーケンシャルリード 466.4 MB/s
シーケンシャルライト 422.6 MB/s
4K ランダムリード 38.18 MB/s
4K ランダムライト 106.7 MB/s

ベンチマークスコアはIntel Core i5-7200U(2.50/3.10GHz)を搭載するノートPCとしては順当な結果だ。第7世代(Kaby Lake)の上位CPUである「Core i7-7500U(2.70/3.50GHz)」搭載モデルも用意してほしかったところだが、当然そのぶん価格は上昇する。モバイル性を重視するノートPCとしては、Intel Core i5-7200U(2.50/3.10GHz)は堅実な選択と言える。

完成度高し! 8GBメモリ/512GBストレージモデルに期待

本製品のハードウェア的な作り込みは富士通ならではの仕上がり。世界最軽量ボディを実現しつつも堅牢で、パフォーマンス的にもモバイルノートPCとしては必要十分だ。だからこそ残念なのが、メモリとストレージの容量。メモリが4GB、ストレージが128GBというのは現時点では問題なくても、3~5年使うのであればアプリを選ぶし、NASやオンラインストレージを工夫して活用しなければならない可能性が高い。次期モデルではメモリが8GB、ストレージが512GBのモデルも用意されることを強く希望したい。

詳細スペック
製品名 LIFEBOOK UH75/B1
CPU Intel Core i5-7200U(2.50/3.10GHz)
メモリ 4GB(DDR4 SDRAM PC4-17000)
ストレージ 128GB SSD(Serial ATA 6Gb/s)
グラフィックス Intel HD Graphics 620(CPU内蔵)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 13.3型ワイド(1,920×1,080ドット)
通信機能 IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.1、1000Base-T準拠の有線LAN
インタフェース USB 3.1 Type-C(Gen2)×1、USB 3.0×2、HDMI出力、SD(SDHC/SDXC)カードスロット、ヘッドフォン/マイクなど
OS Windows 10 Home 64bit
バッテリ駆動時間 計測中(8時間以上見込み)
本体サイズ/重量 W309mm×D212.5mm×H15.5mm/約777g