バックパックPCでVRを快適プレイ

ZOTACの「VR GO」(ZBOX-VR7N70-W2B-J)は、VR向けのバックパック型PCである。HTC ViveのようなVRゴーグルを使う場合、PCとの接続ケーブルを邪魔に感じることがあるだろう。VR GOのように自分でPCを背負ってしまえば、そんな煩わしさからは解放されるというわけだ。ドスパラ秋葉原本店での価格は349,412円。

ZOTACの「VR GO」。背負えるがWindows 10 Homeを搭載したPCである

インタフェースは豊富。画面出力はHDMI×3、DisplayPort×2を搭載する

重量は約4.9kg。容量6,600mAhのリチウムイオンバッテリを2個搭載しており、最大2時間のプレイが可能だ。小型ながら、CPUはCore i7-6700T、GPUはGeForce GTX 1070というハイエンド構成で、ゲームを快適に楽しめるだろう。本体サイズは410(L)×270(W)×76(H)mm。ショルダーストラップ部を外し、デスクトップPCとしても利用できる。

安価だが敷居が高めなVRゴーグル

TSUKUMO eX.地下1FのRAZERZONEにて、OSVR(Open Source Virtual Reality)が開発しているVRゴーグル「HDK2」の販売が開始された。価格は53,784円。HTC Viveのような専用コントローラなどは付属しないものの、約半額という低価格は魅力だ。解像度1080×1200の有機ELディスプレイ×2枚を搭載し、フレームレートは90fps。

OSVRのVRゴーグル「HDK2」。解像度とフレームレートはHTC Viveと同等

赤外線カメラも付属しており、ポジショントラッキングが可能だ

ただし、この製品はまだ一般向けモデルではなく、あくまでも開発者向けという位置付け。そのため、「難易度はかなり高い」(スタッフ)とのことで、自分で問題を解決できる人以外は手を出さない方が無難だ。ショップでも、ユーザーサポートは行えないとのことなので注意して欲しい。