自由なレイアウトのMini-ITXケース

アビーの「AS Enclosure RS01」は、アルミ製パネルを採用したスタイリッシュなMini-ITXケース。カスタマイズ性が高く、冷却重視、ストレージ重視など、小型ケースながら、様々なニーズに対応できる。カラーは、シルバー、ブラック、アクアブルー、ピーチ、オリーブグリーン、ショコラブラウンという6色を揃えており、価格は29,000円前後。

アビーの「AS Enclosure RS01」。右のショコラブラウンは色としては珍しい

全体的にエアホールが多く、冷却性は高そう。電源はSFXを搭載可能だ

大きな特徴は、汎用性が高い「マルチデバイスポート」をサイドとボトムに搭載したこと。サイド側には、12cmファン、3.5インチHDD、水冷ラジエータ(24cmサイズまで)を、そしてボトム側には、12cmファン、3.5インチHDD、2.5インチSSDを取り付けることが可能になっており(一部排他)、自由にレイアウトを決めることができる。

サイド側のマルチデバイスポートは、12cmファンとHDDケージが付いた状態

ボトム側には、2.5インチドライブを最大4台搭載できる。ファンの設置も可能

EKWBとコラボしたMini-ITXケース

Antecの「Cube EK」は、7色のLEDイルミネーションを搭載したMini-ITXケース。製品名に"EK"とあるように、このケースはEK Water Blocks製の水冷ラジエータに最適化されているという。対応ラジエータは24cmサイズまで。ファンの増設に便利な6ポートの電源分配ボードも搭載している。価格は32,500円前後。

Antecの「Cube EK」。EK Water Blocksの認証モデルということだ

マザーボードは倒立配置。拡張カードは最長350mmまで対応できる