――児嶋さんは俳優としても活躍されていますが、ご自身の活動の変化をどう考えていますか?
児嶋:すごいありがたいですよね。ドラマや映画に出させていただいて、その作品を見た方からまた声がかかるっていうのは。バラエティも、「おもしろかったね」と言ってまた声をかけてくれるというようにつながっていくので、そのうれしさは一緒ですね。バラエティを中心にやりつつ、こういった演技の仕事も続けていきたいなと思います。
――お笑いと俳優の相乗効果というのは感じていますか?
児嶋:普段会えないような人たちとドラマの現場で会え、それをアンジャッシュのトークの話題にできたり、バラエティで一緒になったときにドラマの現場で会っていた関係が生きたりするので、そういうときはうれしいですね。バラエティに持ち帰ることができた…というような気持ちになれて。
――俳優として活躍されている児嶋さんについて、渡部さんはどう思われていますか?
渡部:芸人やめちゃわないかっていう心配がね。役者になっちゃうんじゃないかって不安はありますよ(笑)
児嶋:いやいや、そんなこと思ってないでしょ(笑)
――渡部さんは、見事なプレゼン力を生かして、グルメや高校野球などさまざま分野で活躍されています。どの仕事が好きだなっていうのはありますか?
渡部:そうですね、どれも好きですが、物事の良さをパッと簡潔に伝えるのはやっていて楽しいですし、得意分野だなと思います。
――いつからそのプレゼン力が開花したのでしょうか?
渡部:どうなんでしょう? でも、前日に資料をもらって次の日にあたかも10年前から知ってましたというように話す仕事は、割と昔から得意でしたね。そして、そういうことをやっていたら、説明するようなお仕事をいただけるようになってきて、自分が求められているのはこういうことなのかなとわかっていろいろ勉強しました。
――子供時代から人に何かを伝えるのが好きだったんですか?
渡部:どうだったかなあ。でも、学芸会で何の作品をやるか決めるときに、こう言えば意見が通るなっていうのは得意だったのかもしれないです。
――プレゼン力を磨くために努力していることは?
渡部:映画だとすると作品への愛というか…シンプルに言うと、いいところを見つけ簡潔にまとめる。おもしろい映画、おもしろくない映画というのは当然あるんですけど、それは僕の主観なんで、それは一切関係ない。興味を持つ持てないで波が出ないように、その映画の良さを見つけるっていうことですね。
――こういった活躍をされている渡部さんについて、児嶋さんはどう思われていますか?
児嶋:すごいなと思いますね。確立してるじゃないですか、このキャラを。グルメといえば一番に名前が挙がってくると思いますし、すごいですよね。
――児嶋さんは今年、AAAの宇野実彩子とデュエットソングもリリースされましたね。東京ガールズコレクションで披露されたとき、生で聞いていました!
児嶋:えっ! 見てくれていたんですか(笑)
渡部:今ここでまた見せてやれよ、歌!
児嶋:えっ!? なんでだよ!
渡部:期待してるって!
児嶋:な~ろうよ~♪ って歌わすんじゃねーよ!
――またかこんな間近で歌ってくださるとは(笑)。ありがとうございます!
児嶋:いやあ(笑)。でも、こういう仕事もありがたいですよね。そんな経験なかなかできないので、二つ返事で「OKです」ってやらせていただきました。