重量センサーで米と水の量を検知
そんな奥が深い「水の計量」を簡単にできるようにしたのが、アイリスオーヤマの新製品「RC-IA30-B」だ。4つの重量センサーで米の重さを計量し、内釜に入れた米の量に対して必要な水の量を自動計算して液晶に表示する。
米の量(重さ)を測っているため、「何合」でなくても最適な水の量で炊飯することが可能だ。水を入れると、液晶表示で徐々に必要な水の量(数値)が減少していき、最適な水量の場合のみ「OK」と表示される。最適な水量を超えた場合にはブザーが鳴るなど、ちょうどよい水加減との差が5cc以下になるように、液晶と音で知らせる仕組みだ。
銘柄に合わせた水量と火力の調整
「RC-IA30-B」では、米の銘柄による吸水率の違いにも注目。31銘柄の米に合わせて最適な水量を計算するだけでなく、加熱も銘柄ごとに細かく制御する。米の食感や味わいといった個性を引き出すように、調整しているとのことだ。さらに、水分を多く含む新米用のモードや、「かため」「やわらかめ」といった好みに合わせた炊き上がりを設定するモードも備えている。
計量操作の手順
気になるお味は?
発表会場では、「コシヒカリ」「つや姫」「ゆめぴりか」をそれぞれのモードで炊いたものを試食。「コシヒカリ」はツヤがありもっちりとした炊き上がり、「つや姫」は粒感があり甘味を感じる炊き上がり、「ゆめぴりか」は柔らかく甘味を感じるというように、銘柄ごとの特徴が分かる炊き上がりとなっていた。