iPhone 5s/5cがau回線で利用可能に!
その他のトピックスとしては、これまでau回線では利用できなかったiPhone 5sおよび5cが正式に利用できるようになったことが明らかにされた。詳細は明らかにされなかったものの、同じau回線を利用するMVNOであるUQ mobileでiPhone 5sが利用できるようになったことを受け、テストと検証を重ねていたところ、公式に利用可能であると判断できる状態になったっという。いずれにしてもau用の端末を持っているユーザーにとっては朗報と言えるだろう。
なお、IIJがKDDI回線でのサービスを10月からコンシューマ向け(IIJmio)に開始することが明らかにされているが、同じKDDI回線とドコモ回線の両対応が可能なMVNOとしては、直接の競合ではあるが、サービスへの注目度が上がることは歓迎できるとし、IIJではVoLTE端末のみの対応であるところ、mineoはVoLTE非対応の端末も利用できることから、住み分けは十分可能だとの考えを明らかにした。
minesは現在36万契約を獲得しており、2016年度中に55万契約を、そして早期の100万契約を目指している。この目標を達成するにはこれまでのITリテラシーの高いユーザー層だけでなく、そうした知識に乏しいマジョリティ層の受け入れを推進する必要がある。
割引キャンペーンにせよリアル窓口の拡大にせよ、また偶発的とはいえiPhone 5s/5cの対応にせよ、マジョリティ層へのアピールとしては大きな効果が期待できる。IIJも参入するとはいえ、まだまだユニークなデュアル回線MVNOとして、MVNO業界を賑わせてほしい。