組み立て体験を終えた参加者は、神戸工場内を見学。堅牢PC「TOUGHBOOK」の防水・落下試験や、10m電波暗室、実際のLet'snote製造ラインなどを、歩きながら見て回った。余談だが、TOUGHBOOKは映画「シン・ゴジラ」で自衛隊が使っていたPC。実際に自衛隊をはじめ、警察や空港などで使われている、わりとレアな部類のPCなので、見かけたらちょっと得したような気分になれる製品だ。

TOUGHBOOK防水試験、落下試験のデモンストレーション。勢いよく落下する様子に、参加した子どもから「びっくりした!」との声も挙がる

米国の警察車両を使ったTOUGHBOOKの展示。内部にカメラ5台を据え録音・録画。後部座席にいる犯人が暴れだしたりした場合に証拠となる

PCメーカーでも珍しい規模の10m電波暗室。電波暗室は外部の電波を遮断し、電子機器から放出される電磁波を計測する設備。部屋の中一面にある突起は電磁波を吸収するための素材だ

閉会時には、パナソニック ITプロダクツ事業部プロダクトセンター所長の清水実氏が挨拶。「工場見学を終え、ここまでやっているんだと思ってもらったのではないか。Let'snoteは高いですが(笑)、安かったと思ってもらえるよう、今後さらに愛、熱意を持ってものづくりを進めていく」と力強く締めくくった。

パナソニック ITプロダクツ事業部プロダクトセンター所長の清水実氏

参加者の記念写真。参加特典として、レッツノートRZシリーズ専用20周年特別本革ケース、神戸工場記念フォトフレームが渡された

参加者はバスに乗り帰途につく。スタッフが列を作って旗をふりながら見送っていた