HP EliteBook Folio G1がどれくらいのパフォーマンスを発揮するのか、ベンチマークで見ていこう。まずは総合的なパフォーマンスを計測する「PCMark 8」から。スコアはHome conventionalが「2466」、Home acceleratedが「3061」、Creative conventionalが「2272」、Creative acceleratedが「3355」、Work conventionalが「2817」、Work acceleratedが「3963」となった。

PCMark 8 - Home conventional

PCMark 8 - Home accelerated

PCMark 8 - Creative conventional

PCMark 8 - Creative accelerated

PCMark 8 - Work conventional

PCMark 8 - Work accelerated

ストレージ性能を計測する「CrystalDiskMark 5.1.2」では、シーケンシャルリード(Q32T1)が502.9MB/s、シーケンシャルライト(Q32T1)が427.6MB/sという結果に。試用機がSATA 3.0対応SSDのため転送速度はこの数値になったが、NVMe対応SSDであれば、ずっと高いスコアが出るだろう。

CrystalDiskMark 5.1.2の結果

Windows PowerShellから、Windowsエクスペリエンスインデックス(Windowsシステム評価ツール、WinSAT)も実行してみた。結果はCPUScoreは「7.4」、DiskScoreは「8.15」、GraphicsScoreは「5.8」、MemoryScoreは「8.1」だった。GraphicsScoreだけ1ランク低い。

「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.4K」は、1,280×720ドット・標準品質の結果は「5327」で評価は「快適」。1,920×1,080ドット・標準品質では「2448」の「やや重い」だ。ライトなゲームと設定しだいでは、十分に遊べるレベルといえる。

ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.4K

1,280×720ドット・標準品質

1,280×720ドット・標準品質

バッテリ駆動時間を計測するBBenchは、液晶ディスプレイの明るさを50%、無線LANは常にオン、Windows 10の電源プランを「バランス」にして実行。BBenchの設定は、10秒ごとにキー入力、60秒ごとにWeb巡回だ。6%でバッテリ切れの警告が表示され、4%でスリープに入る。そこまでの実測値は約9時間39分だった。公称バッテリ駆動時間の11.5時間時間にはおよばないものの、4セルのバッテリでこれは納得する結果だ。