杉良太郎さんがスマホに挑戦
このあと、特別ゲストとして俳優の杉良太郎さん、眞鍋かをりさんが招かれた。来月、72歳になるという杉さんは、はじめ「時代劇役者の中でも古い人間。ガラケーしか使っていない。スマートフォンの操作は自信がない」「指がどっかに当たったら色んなところに飛んでいきそうで持つのも怖い」と、独特な表現を交えて不安を訴えていた。
しかし眞鍋さんのサポートの甲斐もあり、BASIO2のカメラの使い方を理解できた様子で、「これなら、趣味で育てている果樹園の記録も残しておける。BASIO2なら、時代劇の役者でも使えるね」と上機嫌で話していた。
auスマートサポートの”24時間電話サポート”について、杉さんは「操作方法を人に聞くと、そんなことも分からないのか、という顔をされる。だからもう聞くのやめよう、と思ってしまう。時代遅れの人と思われたくない。でも、そういうサービスがあるなら遠慮なく聞ける」と利用に前向きだった。
眞鍋さんは「親にスマホの使い方を教えていると、ついこんなことも分からないのか、と言ってしまう。私は普段から親の心を折っていたのだな、といま気が付きました」と苦笑いしていた。
「日本で一番時代遅れの男にも、スマートフォンに挑戦してみようかなという気持ちが起きた。自分にとっては革命的」と杉さん。「三太郎(auのCMキャラクター)と言えば、杉良太郎だからね。三太郎じゃなくて四太郎じゃダメなの?」と最後まで冗談を飛ばしていた。
BASIO 2でPokemon GOは動くの?
発表会の最後に、質疑応答の時間が設けられ山下明子氏が回答した。シニア世代の買い替えサイクルの傾向について聞かれると、山下氏は「スマホ市場では、いま全体的に買い替えサイクルが延びる傾向にある。シニア世代は、特に長くご利用いただいている。壊れたら買い替える、という方も多い」と回答した。
かんたんケータイでは、LINEが非対応となっている。その理由については「シニアの方々からは、新しいツールを使うのが難しいという声が寄せられている。一方で、子ども世代は色々なツールを使える。子ども世代が、親世代に使いやすいツールでコミュニケーションしてもらえれば」と答えた。
BASIO 2でポケモンGOは動くのか、という問いには「個別のアプリについては回答し辛い。ただ事前に使ってみたところ、問題なく動いていた。詳細はアプリの提供者に問い合わせて欲しい」と答えるにとどまった。