アクティブシニアにはBASIO2
続いてKDDI 商品・CS統括本部 プロダクト企画本部の山下明子氏が登壇して新商品の発表を行った。BASIO2、かんたんケータイの両機種ともau VoLTEに対応しており、相手の声が鮮明で聴きやすい。これに加え、シャープ、京セラの独自技術により通話のしやすさが訴求されているのが特徴だ。
BASIO2 SHV36(シャープ製)は、約5.0インチのIGZO/HDディスプレイを備えたAndroid 6.0搭載スマートフォン。「いかにも初心者向け、というスマートフォンは使いたくない」というアクティブシニアの声に従い、シンプルながらも機能に制限はもうけていない。
電話・メールボタンを備えるほか、よく使う連絡先を3つまで登録できる「クイックボタン」を搭載。文字サイズを大きくできたり、「拡大鏡機能」により見たいところを拡大表示できたりと、初めてスマートフォンを使用するシニア層にも使いやすい。文章の作成中に約5秒ほど文字入力の手が止まった際は、「文字入力アシスト」機能が起動。濁点、クエスチョンマークなど、難しい文字の入力方法を適宜サポートする。
音声通話に関しては、音圧レベルを1.5倍にした「でかレシーバー」を搭載。ノイズキャンセラー、音声強調、エコーキャンセルなどの機能を搭載しており、通話しやすさが向上した。このほか、電話とメールしか使わないというシニア層にスマホの楽しさを伝えるべく、カメラの使いやすさにもこだわった。カメラカバーを開くとカメラが起動する設計で、側面にはシャッターボタンも搭載。半押しでフォーカスを固定できるなど、デジカメの使いやすさを実現している。
55歳以上の利用者に向けた専用の料金プランを用意。auスマートサポートにおける訪問サポートが1回分だけ無料で利用できるなど、特典も用意されている。山下氏は「子どもに聞きたいけれど迷惑をかけたくない、というシニアの方にご利用いただければ」と話していた。