説明会では「新コンセプトのVAIOの投入も進める」とし、具体的な新製品として「VAIO C15」を発表した。
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VAIO C15は、ファッショナブルPCと位置づける15.5型ノートPCで、「CPUやHDDなどの機能を比較検討して選ぶなのではなく、雑貨や服のように、『これ、好き』といった直感で選んでもらえるものを目指した製品。インテリアに馴染むことを考えたものである」(大田社長)という。
素材感の異なるツートンカラーでデザインされ、個性的ながらも部屋に置いた際に、インテリアに馴染み愛着がわく色を選択。家族で使用することを想定して、必要とされる性能と拡張性を備えたという。
VAIO 商品企画部の小笠原努氏は、「VAIOは、レスポンス、インプット、アウトプット、質感・剛性という4つの差異化軸を持つが、VAIO C15は、4つの差異化軸のなかで、デザイン、カラーという観点から、質感に特徴をつけた製品。感性的、デザイン性に寄ったものであり、利用者によってはS Lineよりも価値を感じる製品になる。S Lineの下位に位置づけられるものではなく、別のポジションに位置づけられる製品」としたほか、「インテリアやファッションに興味を持ち、求めるデザン性が機能美よりも、ファッション性の高さやインテリアとの調和を優先するといった購入層に合致した製品が、これまでのPC売り場にはなかった。今回の製品は、カラーバリエーションではなく、デザインバリエーションに挑戦。既存のPCにはない個性的なデザイン、それでいながら部屋になじむデザインとした」と語った。
同社が打ち出しているPCコンセプト「快」との関連性については、「自分に合ったインテリアや服、バッグのように、日々の気分、仕事するときの気持ちを高めてくれるような、個性的なカラーリングやデザインも、VAIOの考える『快』のひとつだと考えている」とした。
なお、販促に利用するライフスタイルカットには、コラボレーションモデルを発売した経緯があるBEAMSと連携。ターゲットとなる30代、40代のDINKSおよびニューファミリー層にあわせて、BEAMSスタッフの自宅で撮影を行ったという。7月26日~28日には、ソニーストアに加えて、東京・新宿のBEAMS JAPANでも先行展示する。