ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク
ここからはゲーム系のベンチマークテストの結果を紹介する。まずは「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」。APIはDX11を選択肢、プリセットの"最高画質"と"高画質(デスクトップPC)"を使って、1,600×900/1,920×1,080/2,560×1,400ドットの解像度でテストした。
GeForce GTX 1060(OC)とGeForce GTX 980(OC)はほぼ同じ。GeForce GTX 1060も10%未満の差となっている。Radeon RX 480はちょっと振るわない結果にとどまった。
Rise of the Tomb Raider
Rise of the Tomb Raiderでは、DX12とDX11の両方でプリセットを"最高"と"高"に設定し、1,600×900/1,920×1,080/2,560×1,400ドットの解像度でテストした。
DX12の高解像度では、GeForce GTX 1060(OC)がGeForce GTX 980(OC)を上回る結果となったほか、GeForce GTX 1060もGeForce GTX 980(OC)に並ぶフレームレートを記録している。DX12による性能向上に加えて、6GBのメモリが功を奏したと思われる。一方で、同じDX12でも"高"設定やDX11ではGeForce GTX 980(OC)が上回っている。Radeon RX 480は原因が特定できないが、DX12でむしろフレームレートが下がってしまっている。
Ashes of the Singularity
Ashes of the Singularityでも、APIはDX12とDX11の両方で、プリセットは"High"に設定し、テストを実施した。こちらでもDX12の高解像度でGeForce GTX 1060とGeForce GTX 980の差が縮まっている。2560×1440ドットではむしろGeForce GTX 1060 Fonders EditionがGeForce GTX 1070に続いて2番手となっている。
また、ここで注目したのはRadeon RX 480。Rise of the Tomb Raiderでは、DX12でフレームレートが下がってしまったが、Ashes of the Singularityでは大幅に向上している。DX12対応ゲームでもゲームエンジンやドライバ側の最適化によって振る舞いが変わるため、なかなか評価が難しいところだ。
Thief
に少し軽めのゲームタイトルとして「Thief」を選択した。"Very High"と"High"のプリセットでテストを行った。
SteamVR Performance Test
さて、今回テストした製品はいずれも"VR Ready"をうたっている。そこでSteamVR Performance Testも実施した。ここでもGeForce GTX 1070 > GeForce GTX 980(OC) > GeForce GTX 1060 (OC) > GeForce GTX 1060 > Radeon RX480という結果になった。
