前述の通り、本機はCPUにIntel Celeron 3855U(1.60GHz)を採用している。また、グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 510、メモリは4GB(PC4-17000対応、最大16GB)、ストレージは500GBのSATA HDDとなっている。

パフォーマンス的には性能重視のCoreシリーズではなくCeleronというのが気になるが、どの程度の普段使いができるのか、いくつかのベンチマークを実行して本機のパフォーマンスを測ってみることにした。

まず、Windows 10のシステム評価ツール「WinSAT.exe」では、次のような結果になった。

WinSAT.exe

プロセッサ 6.3
メモリ 5.9
グラフィックス 4.6
ゲーム用グラフィックス
ハードディスク 5.9

「WinSAT.exe」の結果

当然だがプロセッサやグラフィックスのスコアは、Coreプロセッサを搭載したPCに比べると低めの結果に。もっとも、プロセッサの6.3という数値はそれほど低いわけではなく、実用上は十分な性能だ。

次にPCMARK 8 HOME ACCELERATEDを実行してみたところ、下図のようにスコアが2435となった。一般的なオフィス向けのPCの水準はクリアしており、日常で使うアプリは問題なく動いた。実際に、Webブラウジングや地図表示、プリインストールされているニュースアプリ、写真アプリなどを試してみたが、いずれも、もたつきや引っ掛かりを覚えることもなくスムーズに操作できた。

PCMARK 8 HOME ACCELERATED 3.0スコア

HOME Score 2435
Test duration 44min 47s
Web Browsing - JunglePin 0.35914s
Web Browsing - Amazonia 0.14418s
Writing 6.50262s
Casual Gaming 20.29fps
Video Chat v2 / Video Chat playback 1 v2 29.99fps
Video Chat v2 / Video Chat encoding v2 106.33333ms
Advanced Photo Editing part 1 0.45820s

「PCMARK 8 HOME ACCELERATED 3.0」のベンチマーク結果