NECパーソナルコンピュータの「LAVIE」2016年夏モデルのなかで、中核を担うのが15.6型ノートPC「LAVIE Note Standard」シリーズだ。同シリーズは、日常での使いやすさに重点を置いたノートPC。ラインナップは4K対応の高精細な液晶を備えた「プレミアム」、パフォーマンスを重視した「ハイスペック」、コスパと使いやすさにこだわった「ベーシック」の3種類あり、搭載する機能や構成の違いで細かく機種が分かれている。
量販店のPC売り場を覗くと、「LAVIE Note Standard」シリーズも実売20万円超えのハイエンド機から約11万円の廉価モデルまで、幅広く並ぶ。ハイエンド機が高性能なのは当然として、手が届きやすい低価格モデルの実力はどうなのだろう? 今回、Sandardシリーズ中、Office Personal Premium搭載で実売11万円強という最廉価モデル「LAVIE Note Standard NS100/E1」(以下、NS100/E1)について、普段使いでどこまで通用するのかをチェックしてみた。
[製品名] LAVIE Note Standard NS100/E1 [CPU] Intel Celeron 3855U (1.60GHz) [メモリ] 4GB [ストレージ] 500GB HDD [光学ドライブ] DVDスーパーマルチドライブ [グラフィックス] Intel HD Graphics 510 [ディスプレイ] 15.6型ワイド(1,366×768ドット) [OS] Windows 10 Home 64bit [店頭価格(税込)] 119,550円前後
外観は奇をてらわないホワイト
NS100/E1は、国内大手メーカーの製品としては低めの価格設定だが、その分上位モデルに比べて性能は控えめになっている。例えばCPUはIntelの第6世代Celeronプロセッサで、グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 510、メモリは4GB、ストレージは500GBのHDDという構成だ。また、15.6型液晶ディスプレイの解像度は1,366×768ドットになっている。
外観デザインはオーソドックスかつ洗練された趣が漂う。ボディカラーはホワイトをベースに、ヒンジや底面など一部のみブラックになっている。本体の薄さは約22.6mmだが、サイドから見ると天板側が白、底面側が黒と2色に分かれているため視覚的な効果で数値以上に薄く見える。