札幌駅直結の行列ができる人気店
最後に紹介するのは、「町のすし家 四季花まる PASEO店」だ。「町のすし家 四季花まる」と姉妹店「回転寿司 根室花まる」は、古くから水産都市として栄えてきた北海道東部の根室市に本社を構える寿司チェーン。
東京でも「KITTE」と「東急プラザ銀座」に、回転寿司と立ち食い寿司の計3店舗を出店している。札幌駅直結の商業施設「JRタワー」には、この「町のすし家 四季花まる PASEO店」と「回転寿司 根室花まる 札幌ステラプレイス店」の2店舗があり、どちらも行列ができる人気店。店の場所は、札幌駅西側コンコース「みどりの窓口」横から地下へ降り、「PASEO」の奥に向かった突き当たり。駅の改札から真っすぐ店へ向かっても、大きな荷物はレジで預かってくれるので安心だ。
回転寿司並みの価格で活ネタも味わえる
「町のすし家 四季花まる」は回転寿司のような気楽さで、カウンター越しに好きな寿司を注文できるのが魅力。2貫194円からという手頃な価格で、目の前で職人が鮮やかな手さばきで握る寿司を楽しめる。「あっさり柚子塩握り(5貫)」(702円)、「自慢の活貝にぎり(5貫)」(853円)、「焦がし醤油五貫セット」(907円)など、量が控えめのセットを注文し、お好みで何貫か追加するのがオススメだ。
魚介の汁ものや北海道らしい一品料理も
北海道ではカニの味噌汁を"鉄砲汁"と呼び、郷土料理として親しまれているが、根室市で水揚げされる花咲蟹を使ったものが特に有名だ。花まる名物「花咲がにの鉄砲汁」(486円)は、カニのダシがしっかり出ていて、地元客にも人気が高い。骨がなく食べやすい「さんまのつみれ汁」や、濃厚なうま味の「かじか汁」(各388円)も好評だ。
一品料理の中では、まず試してほしいのが「根室の赤ほや酢」(442円)。クセがなく、ホヤが苦手な人でも食べやすいと評判だ。そのほかにも、鮭の腎臓を塩辛にした「鮭のめふん」(496円)、「自慢の筋子醤油漬け」(475円)など、北海道らしいメニューがそろっている。
●information
町のすし家 四季花まる PASEO店
住所: 北海道札幌市北区北六条西2丁目1-7 PASEO ウエストB1F
営業時間: 11:00~23:00(LO22:40)
定休日: 不定休
※すすきの店(札幌市中央区南四条西2丁目2-4 メルキュールホテル札幌内 レコルトサッポロ2F)、時計台店(札幌市中央区北一条西2丁目1 札幌時計台ビル1F)もあり
海鮮がおいしい北海道。出張や一人旅など、"おひとりさま"で訪れた時にこそ、サク飲み感覚でその魅力を味わってみてはいかだろうか。
※記事中の情報・価格は2016年5月取材時のもの。価格は全て税込