「VR Fold」の組み立てが終了したら、今度はスマートフォンにアプリケーションをインストールしましょう。使用するのは「Google Cardboard」です。「VR Fold」は、段ボールで作るVRゴーグル「Google Cardboard」の互換製品なわけですね。

AndroidはPlayストア、iPhoneはApp Storeから「Google Cardboard」をインストールします

「Google Cardboard」を起動したら、使用するVRゴーグルを設定します

VRゴーグルを設定する際にはカメラでバーコードを読み込みます。今回は「VR Fold」を購入したpocketgamesの製品販売ページに掲載されているバーコードを使用しました

「Google Cardboard」のセットアップはこれで完了。今回はAndroid用のセットアップ手順を掲載しましたが、iPhone用も基本的な流れは変わりません

あとは「Google Cardboard」を起動したスマートフォンに「VR Fold」をはめるだけ。これで立派なVRゴーグルが完成です!

スマートフォンの上から「VR Fold」をかぶせます

「VR Fold」をはめている間に、「Google Cardboard」アプリがメニュー画面に遷移します。ここで「VR Fold」の仕切り板が画面中央の白線と重なるように左右の位置を調整してください

スマートフォンの装着が緩いようであれば、留め具の内側にEVAパッドを貼っておきましょう。なお、ケースを装着した「Galaxy S7 edge」や「iPhone 6s Plus」ではEVAパッドが必要ありませんでした

本製品は調整機能も備えています。スマートフォンのサイズに合わせた調整は上下スライドで、映像が二重に見えてしまうなら画面までの距離をスライド調整します

また目の左右の位置に合わせて、レンズも左右にずらすことが可能です。日本人離れした顔の大きさを誇るワタシでも難なく調整可能だったのでご安心ください

さて、これでセットアップはすべて完了。あとはVRコンテンツを堪能するだけです。「Google Carboard」用のコンテンツは現在かなり充実していますが、VR初心者の方はまず「Google Carboard」の標準コンテンツを試すとよいでしょう。

操作方法はカンタン。顔の向きを変えると視点が移動し、アイコンやボタンを選べます。画面中央の白いカーソルがアイコンやボタンと重なっているときに画面をタップすると「実行」、端末を顔からはずして右に90度回転させると「戻る」となります。

画面のどこをタップしても、白いカーソルが重なっているアイコンやボタンが「実行」されます。アイコンやボタン自体をタップしても誤操作にはなりません

端末を右に90度回転させると、バイブレーションで「戻る」操作が受け付けられたことを教えてくれます