この連載では、ガジェット愛にあふれたライター・ジャイアン鈴木氏が足の向くまま気の向くままに、琴線に触れたガジェットをレビューしていきます。

こんにちは、VR元年到来にワクワクが止まらないジャイアン鈴木です。2016年10月に発売される「PlayStation VR」はもちろん購入する予定ですし、「Gear VR」を無料で手に入れるため「Galaxy S7 edge」は予約購入しました。「Oculus Rift」と「HTC Vive」はついうっかり買いそびれましたが、店頭購入できるようになったら入手する所存です!

しかし、これらVRゴーグルには共通して大きな欠点があります。それは「大きい」こと。つねに携帯して、好きな場所で取り出してVRコンテンツを楽しむには致命的に向いていないと言わざるを得ません。そこで今回ご紹介したいのが、ポケットにも入るVRゴーグル「VR Fold」です。

VRゴーグル「VR Fold」、通販サイト「pocketgames」にて税込1,220円で(担当編集Mが)自腹購入しました。ショップによって約1,000円~約1,300円程度と価格差はありますが、とりあえず安い!

「VR Fold」は折りたたみ式のVRゴーグル。折りたたみ時のサイズは85×92×31.85mm、重量は実測69.3g。シャツのポケットにも優に入るコンパクトサイズです。

パッケージには、本体、マニュアル(英語版、中国語版)、クリーニングキット一式が入っています

クリーニングキットの入った小袋には、クリーニングクロス、ウェットシート、ドライシート、両面テープ付きのEVAパッド×3が入っています

コンパクトなパッケージには、本体、マニュアル(英語版、中国語版)、クリーニングクロス、ウェットシート、ドライシート、両面テープ付きのEVAパッドが入っています。レンズには輸送時用の保護ビニールが貼られていました。

さて「VR Fold」はスマートフォンと組み合わせて使用します。組み合わせる前に展開させる必要がありますが、慣れれば数秒で変形可能。合体超合金ロボ世代のワタシには朝飯前です!

これが変形前の状態です。レンズ面は保護されていないので、触らないようにしましょう

まずはレンズ面を両開きにします。開閉機構は固すぎず、緩すぎず、そして必要な場所でピタリと止まります。作りはしっかりとしているという印象です

その後、レンズの裏に隠れていたプレートをさらに外側に引き出します。開ききると左側のプレートはカチッと音を立てて止まりますが、右側のプレートは固定されませんでした。まあブラブラと動くわけではないので実用上は問題ないでしょう