実際に使ってみた
会場にあったデモ機を実際に使ってみた。筆者のスマートフォンから、デモ機に電話をかけると「スマート留守電につなぎます。メッセージを録音してください」というアナウンスが流れた。そこで留守電を入れてみた。滑舌の悪さでは自信がある筆者だが、メッセージは無事にテキスト化されるのだろうか。一抹の不安がよぎる。
結果は、残念ながら一部の箇所が誤認識してしまった。「カブトムシに導入するのようなので」という結果からは、聞こえたままを文字化するのではなく、最も近い単語(カブトムシ)を選んでいることが伺える。なお筆者はカブトムシとは言わず、「お取り込み中のようなので」と早口で言っている。ちなみにスマート留守電の名誉のためにフォローしておくと、他の記者が試したところ、録音メッセージは正常にテキスト化されたようだった。
デモ機では、初期設定を変更することもできた。スマート留守電には050で始まる番号が与えられる。呼び出し時間は任意で変更することが可能。利用中の通信事業者はリストから選択する。大手3キャリアのほか、主なMVNO事業者の名前が一通り登録されていた。