CPUは最新のA9を搭載

続いてはCPUやストレージを見ていこう。

機種名 iPhone 5s iPhone SE
CPU A7 A9
ストレージ 16GB/32GB/64GB 16GB/64GB
Touch ID 搭載

iPhone SEのチップは、最新の世代であるA9チップが搭載されている。これはiPhone 6s以降に使用されているチップと同じだ。一方、iPhone 5sのチップは2世代前にあたるA7である。Appleによると、A7からA8への進化でCPU性能が25%、GPU性能が50%向上したという。さらに、A8からA9では、CPU性能が70%、GPU性能が90%向上したとのこと。2世代の進化はかなり大きく、アプリの起動や動画の再生、ゲーム画面の表示などでその差を体感できるだろう。

iPhone 6sシリーズと同様A9チップを搭載

ストレージについては、iPhone SEではiPhone 5sで提供されていた32GBモデルが消え、16GBと64GBの2種類となった。安価なモデルを販売したいという思惑があったのか16GBが残されたが、後述するカメラ性能を考慮するとむしろ32GBを残すべきだったかもしれない。 指紋認証センサーのTouch IDは、iPhone 5sと同じで1世代前のものが搭載されている。