米Appleが21日(米国時間)に発表したiPhone SEは、2世代前にあたるiPhone 5sと同じ4インチサイズだ。iPhone 6以降のサイズでは大きいとiPhone 5世代を使い続けているユーザーには朗報といえよう。しかし、サイズが同じというだけなら乗り換える必要はなく、気になるのはその性能だ。そこでiPhone SEとiPhone 5sのスペックを比較し、その進化のポイントをチェックしていく。

外観はほぼ同じであるiPhone SE(左)とiPhone 5s(右)

本体サイズはiPhone 5sと同じでローズゴールドが登場

まずは外観をチェックしていこう。

機種名 iPhone 5s iPhone SE
サイズ 幅58.6×高さ123.8×厚さ7.6mm
重量 約112g 約113g
ディスプレイ 4インチ Retina
ディスプレイ解像度 1,136×640ピクセル
コントラスト比 800:1
カラー スペースグレイ/ゴールド/シルバー スペースグレイ/ゴールド/シルバー/ローズゴールド

ディスプレイサイズが4インチで同じであることは周知の事実だが、本体サイズもまったく同じだ。形状もiPhone 5sの角ばったデザインが踏襲されており、iPhone 5s用のケースやカバーが利用できる。重量はiPhone SEが1g重いが、1gであれば体感することもないだろう。

ボディカラーは、iPhone 5sで提供されたスペースグレイ、ゴールド、シルバーに、ローズゴールドが加わった。ローズゴールドはiPhone 6sで登場したカラーだ。iPhone SEはピンクとホワイトのツートーンカラーになっており、甘いデザインが好きな女性にも受けそうだ。

柔らかいピンクにホワイトがアクセントになっているローズゴールド