スマートフォンの顔はディスプレイであり、結果的に画面の質やサイズがそのデバイスの特徴やポジションを決定づけることになる。机に置いたとき、見えている表面積のほぼすべてがディスプレイなのだから、それは仕方のないことだ。

筆者は4インチのiPhone 5sから、2014年にiPhone 6 Plusへ乗り換え、2015年も引き続き、5.5インチのiPhone 6s Plusを選択した。結果として、スマートフォンでの作業が増え、4インチのiPhoneを使っていた頃に愛用してきた7.9インチのタブレット、iPad mini 2はほとんど使わなくなってしまった。

昨年、12.9インチのiPad Proを試してみて、間もなく4年になる15インチのMacBook Proと、9.7インチのiPad Air 2(もしくはその後継)という体制がベストな構成であると考えるようになった。上限が15インチというのは変わらないが、モバイルデバイスについては、iPhoneのサイズアップにより、タブレットもより大きい画面サイズを求めるようになった。

ただ、筆者はiPhone 5sを引き続き所有している。日本のキャリアのSIMカードを差し込み、電話が受けられるようにしているからだ。この記事を書くために、久しぶりにiPhone 5sに普段よく使うアプリをセットアップして、1日過ごしてみることにした。