Cat.9に対応

続いては通信。

機種名 Galaxy S6 Galaxy S7
LTE Cat.6(ドコモ版:受信時最大225Mbps/送信時最大50Mbps) Cat.9(グローバル版:受信時最大452.2Mbps/51.0Mbps)
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.1 4.2

S6はLTEのCat.6に対応し、受信時最大225Mbps/送信時最大50Mbps(ドコモ版)であるのに対して、S7ではCat.9に対応する。Cat.9では受信時最大450Mbps/送信時最大50Mbpsの通信が可能だ。仮にドコモから発売される場合、ドコモの基地局は現在、受信時最大300Mbpsまでなので、今後高速化してくれることを期待したい。

Wi-Fiは両機種ともIEEE802.11a/b/g/n/ac対応で変わりはない。これに対して、Bluetoothは、S6がバージョン4.1であるのに対して、S7はバージョン4.2に進化している。4.2では、対応デバイスであれば、Bluetooth接続を使ってそのままインターネットにアクセスできる。これによって、Bluetoothデバイスが自分でサーバーにアクセスしたデータをやりとりする、いわゆるIoT的な処理をすることができるのだ。今から買うスマホであれば、Bluetooth4.1よりは4.2に対応している方が、より発展していくはずのIoT市場を鑑みた際にオススメということになる。

画素数は下がったが

カメラ機能を比較しよう。

機種名 Galaxy S6 Galaxy S7
メインカメラ 1,600万画素 1,200万画素
サブカメラ 500万画素

カメラ機能に目を移すと、S6のメインカメラは1,600万画素でサブカメラが500万画素。S7はメインカメラが1,200万画素でサブカメラが500万画素になる。S7のメインカメラは画素数が落ちているのだが、非常にF値が明るく、S6のF1.9に対してS7ではF1.7になっている。そのため暗い場所での撮影に強い。加えて、オートフォーカスも高速化されている。