NECパーソナルコンピュータから、クラムシェルノートにもタブレットにもなる2-in-1「LAVIE Hybrid ZERO」11型モデルが登場した。従来の13.3型モデルもだが、いずれも徹底した軽量化を図ってクラス世界最軽量を実現しているのが大きな特徴だ。今回は着脱式キーボードを備えた11.6型モデルの最上位機「LAVIE Hybrid ZERO HZ330/DAS」を試すことができたので、実際の使い勝手やパフォーマンスなどを紹介していこう。
■主な仕様 [製品名] LAVIE Hybrid ZERO HZ330/DAS [CPU] Intel Core m3-6Y30(0.9GHz) [メモリ] 4GB [ストレージ] 128GB フラッシュメモリ [カードスロット] microSDカードスロット、nanoSIMカードスロット [バッテリ駆動時間] 本体のみで約5.5時間/キーボード接続時で約10.3時間(JEITA 2.0) [ディスプレイ] 11.6型ワイド液晶(1,920×1,080ドット) [OS] Windows 10 Home 64bit [店頭予想価格] 税別189,800円前後(2月下旬発売)
11.6型でも8型並みのボディ
「LAVIE Hybrid ZERO HZ330/DAS」(以下、HZ330/DAS)は、デタッチャブル(着脱式)キーボードを搭載したセパレート型の2-in-1 PCだ。セパレート型のPCは各社から発売されているが、本機の特徴はなんといってもその「軽さ」。本体のみならわずか410g(キーボードを省いたタブレット単体モデルHZ100/DAシリーズの場合は398g)で、キーボード装着時でも一般的なクラムシェルノートより軽い798gしかない。いずれも、デタッチャブル型PCでは、製品発表時点でクラス世界最軽量だ。
実際に製品を手にしてまずびっくりしたのも、その驚異的な軽さだった。まるでモックのように中が空洞になっているのではないかと思うくらいで、本体のみだと重心バランスの関係か11.6型という見た目との兼ね合いか、ほぼ同じ重さの8型タブレットと比べても心持ち軽く感じた。重さを測ってみたところ、本体のみだと408g、キーボード単体が385g、合わせると793gだった。