ベンチマークで基本性能をチェック
外観面のチェックも済んだところで、基本的な性能を確認したい。まずはWIN SCORE SHAREを使って「Windowsシステム評価ツール(WinSAT)」の結果をみると、プロセッサにおいて7.5という数字を叩き出しており、さすがは最新CPUといったところだ。メモリも高いスコアを示している。プライマリディスクはHDDなので、低めになってしまうが、その分2TBという大容量を備えている。また、CINEBENCH R15の結果も同時に掲載しておく。
WIN SCORE SHAREによるのWinSAT結果。ゲーム用グラフィックスは0となっているが、Windows 10では正常に集計されないので、ここでは気にする必要はない |
CINEBENCH R15の結果。CPUは324cb。OpenGLは41.68fps |
PCの総合的な能力をテストするため、「PCMark 8」のHomeとCreativeカテゴリにおいて、conventionalによる結果を計測した。結果は以下のとおりで、文書作成、ネット閲覧といった使い方であれば十分快適なパフォーマンスを発揮してくれそうである。
最後は、ゲーム系のベンチマークで3D性能を計測してみる。まずは3DMarkから見てみよう。CPU内蔵グラフィックスなのでそれほど期待しておらず、「まあ一応数値を取ってみるか」という気分でベンチを走らせてみたのだが、ハイエンドPC向けの「FIRE STRIKE」は別として、ノートPCや普及帯PC向けの「Sky Diver」や「Cloud Gate」ではそこそこのスコアを残してくれた。
続いては「ドラゴンクエスト X ベンチマークソフト」。フルHD(1,920×1,080ドット)のフルスクリーンモード/最高品質という設定で評価は「普通」、スコアが3547という結果が出た。設定をもう少し下げると快適だが、このままでも十分遊べるという数値だ。
そこでグラフィック設定の最高品質はそのままに、解像度を1,280×720ドットのウインドウモードにしてみたところ。結果は評価が「快適」でスコアは6251。より快適にプレイできそうだ。
「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」も走らせてみた。結果は以下のとおりで、DirectX 11の1,280×720ドットのウインドウモード、ノートPC用の標準品質なら「やや快適」と出ており、こちらでも十分遊べそうな結果となった。