お馴染みのトップライダーが集結
18時15分からは、TEAM G-SHOCK BMX FLATLAND STARS SUPER JAM from FLAT ARK。10月25日に神戸で最終戦を迎えるBMXフラットランドのチーム対抗戦に参加中のスターライダー3人によるパフォーマンスだ。
REAL TOUGHNESSでもおなじみの内野洋平、Viki Gomez、Matthias Dandoisが集結。恐らく競技以外では最も注目度が高かったのではないだろうか。リアで回転、長いルーティンを見せるヴィッキー、会場を煽りながらフロントルーティンやクロス、ハンドフリップ、45秒もののロングスピンを決めていくマティアス、安定したリアでのスピンや例年にはなかった低いバランス技も成功させ「さすがのエース」といった内野。「スーパージャムセッション」の名にふさわしい内容だった。
大トリのバトルはSKATEBOARD決勝
いよいよ最後の競技となるSKATEBOARD決勝。ダニエル・エスピノーザとジェームス・キャップス、ポール・ハートによるアメリカチームと、瀬尻稜、阿部亮太、池慧野巨という全員10代の日本チームが激突することになった。
予選同様に10分間のジャムセッションにおいて、タフさ・難易度・メイク率・スタイル・オーディエンスからの反応をポイント化し勝者を決定。今年はランプの小型化もあってか「ハイレベルな技に挑戦して一発逆転!」派よりは、ハンドレールやステアなどで確実に技を決める傾向が強かったようだ。
とはいえ、バンバン高いジャンプやフリップなどを決めていくポールやダニエル、精度の高いトリックを連発する瀬尻、ダイナミックなチャレンジを続ける阿部、とにかく楽しそうに大技を決めていく池と、全員が個性豊かなライディングを見せる。そのためキッズからティーン、そして大人までが釘付けになる10分間となった。最終結果は表彰式での発表となりライブ後に持ち越された。
最後のエキシビションは、ZEEBRA率いるGRAND MASTER ALL STARSのライブ。連続して登場するジャパニーズヒップホップ界の有名ミュージシャンの煽りに会場は大いに沸いていた。SHOGUNのメンバーによるダンスなどもあり、ヒップホップの可能性を多様な切り口で見せてくれた彼ら。ZEEBRAの代表曲「Street Dreams」では、ハンズアップしつつ歌詞を口ずさむファンも。その場にいる人たちの心に直接響くライブだった。