一般リリース直前のCortanaとContinuumのデモも披露
日本マイクロソフト Windowsプロダクトマネージャの春日井良隆氏は、Windows 10のデモンストレーションを披露。
春日井氏はMicrosoftの「Windowsが愛されて選ばれるように努力していく」というNadella氏の姿勢を体現するのが、「Windowsフィードバック」だという。これを、Microsoftと日本マイクロソフトへの意見、Windows 10に対する要望を送るツールであると説明し、フィードバックの投稿や他者のフィードバックに対する投票をお願いした。
フィードバックに対しては、Microsoftと日本マイクロソフトの関係者が目を通し、「Windows 10 Insider Previewビルド」に反映させていくという(拙著のWindows 10 Insider Preview試用記事にもお目通しいただければ幸いだ)。会場でも、10月12日(米国時間)にリリースしたビルド10565を使用し、Microsoft Edgeに備わったタブのサムネイル機能を披露した。
また、パーソナルアシスタントのCortana(コルタナ)のデモンストレーションとして天気予報を訪ねたところ、3度めにようやく成功という結果。実際にCortanaを試した読者諸氏ならお分かりかと思うが、日本語版はまだまだ発達途中のため、致し方ないだろう。興味深いのは、平野氏がCortanaに話しかけた結果である。我々が知っているCortanaと異なり、流暢に話し始めたのだ。平野氏の説明によれば、一般リリース時はInsider Preview版とは異なり、ブラッシュアップしたCortanaが提供されるという。
続いて、Office 2016のタブレットモード時とデスクトップ時のUIに関するデモンストレーションも行われたが、今回は割愛し、Windows 10 MobileのContinuum(コンティニュアム)に関するデモンストレーションを紹介しよう。
Microsoftが発表したMicrosoft Display Dockを、Windows Phoneデバイスやディスプレイ、キーボードやマウスと接続。デバイス側でMicrosoft Edgeを起動して、Bingによる検索、ノートPCで作成していたPowerPointプレゼンテーションファイルの編集続行など、デスクトップPCのような使い方を披露した。