Watsonも活用して個人の健康をサポート「パーソナルカラダサポート」
直接プロジェクトとしての関連はないと言うが、スマート病院会計と同時に発表されたのが「パーソナルカラダサポート」。モバイルヘルスケアのベンチャーであるFiNCと協業してサービスを共同開発。個々人に合わせたヘルスケアのサポートサービスを提供する。もともと、FiNCが提供してきたサービスに、IBM Watsonを活用したビッグデータによるアドバイス機能などを追加した。
パーソナルカラダサポートは、直近4週間で経験したことに関する質問からなる「生活習慣サーベイ」、スマート体組成計、Apple WatchなどのデータをもとにしたPHR(パーソナルヘルスレコード)、遺伝子検査・血液検査といった個人の情報を集積し、その情報を元に生活習慣改善メニューを提供するサービス。宮内社長は、「日本人の平均寿命は83歳、健康寿命は72歳。この健康寿命を延ばしたい」と意気込む。