セキュリティが強化された自動入力機能

iOSのSafari機能で便利なのが、ID・パスワードやクレジットカード情報をブラウザが自動的に入力してくれる自動入力機能です。

機能を利用するには設定アプリで「Safari」→「自動入力」と進みます。住所は「連絡先の情報を使用」スイッチをオンにし、連絡先リストから自分の情報を選択。「ユーザー名とパスワード」スイッチをオンにするとID・パスワードがSafariに保存できるようになります。

また、クレジットカード情報は「クレジットカード」スイッチをオンにしてから、「保存されたクレジットカード」→「クレジットカードを追加」で文字入力またはカメラを使っての読み取り入力が可能です。

また、iOS 9ではTouch IDを設定している場合、「パスワード」と「保存されたクレジットカード」を閲覧する際にTouch IDが要求されるようになりセキュリティが向上しました。自動入力機能では他人に知られると危険な情報も含まれるだけに、Touch IDの設定はやっておきましょう。

設定アプリ内のSafari設定画面では自動入力の設定が可能

「クレジットカードを追加」画面ではクレジットカードをカメラで読み取っての登録もできる

Touch IDを設定しておけば、一部設定はTouch IDで保護できるように

iCloud Driveからファイルがアップロード可能に

また、iOS 9のSafariの新機能のひとつがiCloud Driveとの連携。写真をアップロードする際、写真のアップロード元にiCloud Driveが加わっています。他にも、iOS 9ではiCloud Drive以外にもDropboxやOneDriveなどクラウドストレージをアップロード元として選ぶことも可能。

SNSを利用する場合はアプリで、という方が多いかと思いますが、アプリの場合だと写真アプリのフォトしか選択できないこともしばしば。クラウドに保存した写真をアップロードしたい場合には、ブラウザから行なう方法を覚えておくと便利でしょう。

写真アップロードの際はiCloud Driveやクラウドストレージが利用可能に