高速化したCPU
続いてはCPUやメモリを比較していこう。
機種名 | Nexus 6 | Nexus 6P |
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CPU | Qualcomm Snapdragon 805(クアッドコア、2.7GHz) | Qualcomm Snapdragon 810(オクタコア、2.0GHz) |
内蔵メモリ | 3GB | 3GB |
ストレージ | 32GB/64GB | 32GB/64GB/128GB |
OS | Android 5.0(Lollipop) | Android 6.0(Marshmallow) |
Nexus 6はCPUにQualcomm Snapdragon 805(クアッドコア、2.7GHz)を搭載している。これに対して、6PはQualcomm Snapdragon 810(オクタコア、2.0GHz 64ビット)を搭載し、かなりの高速化を果たしている。
メモリに関しては、どちらも3GBを搭載し、ストレージはNexus 6が32GB/64GB。6Pでは32GB/64GB/128GBから選択できる。時代の要求に応じて大容量化しているのだろうか。
OSに関しては、Nexus 6がAndroid 5.0を搭載して登場したのに対して、6Pでは6.0を搭載し、1世代新しくなっている。
通信面はほぼ変わらず
通信面はどうだろうか。
機種名 | Nexus 6 | Nexus 6P |
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LTE Cat.6 | ○ | ○ |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac 2×2 MIMO | IEEE802.11a/b/g/n/ac 2×2 MIMO |
Bluetooth | 4.1 | 4.2 |
LTEに関しては、両機種ともCat.6に対応し、最速ダウンロード300Mbpsまで対応するが、使用する通信キャリアによって制限ができる。ちなみにNexus 6はY!Mobileからも発売されていたが、その通信設備との関係で下り最大速度は112.5Mbpsだった。
Wi-Fiに関しても、それぞれ802.11a/b/g/n/ac 2×2 MIMOに対応し互角だが、Bluetoothに関しては、Nexus 6が4.1であるのに対して6Pでは4.2となり、進化している。
このBluetooth4.2の利点は、Bluetoothで接続しているデバイスからインターネットに接続しているスマホ経由でダイレクトにアクセスできるようにできることで、将来、IoTデバイスで活用されるのではないかと期待されている。今後IoTデバイスが増えていく可能性があるので、役に立ちそうな機能だ。