使い勝手と清掃能力も向上
iAdapt 2.0 ビジュアルローカリゼーションはたしかに革新的なテクノロジーではあるものの、「使われなければ意味がない」とコリン・アングル氏。だからこそ、ルンバでは使い勝手にこだわり、シンプルな操作体系を採用している。従来通り「CLEAN」ボタンを押せば掃除をスタートしてくれるが、ルンバ980では新たにスマートフォン・タブレット用アプリ「iRobot HOME アプリ」も提供する。家にいても外出先にいてもアプリから掃除をスタートできるだけでなく、スケジュール設定、掃除モードの選択、掃除履歴の確認なども可能だ。アプリの対応OSはAndroidとiOS。
ナビゲーションや使い勝手の向上も重要だが、あくまでもルンバは掃除をするためのロボットだ。「ルンバ800」シリーズにも搭載されている「AeroForce クリーニングシステム」を引き継ぎつつ、さらに強力な「ハイパワーモーターユニット G3」を採用したことで、吸引力がアップ。さらに、床材の種類を検知し、カーペットやラグの上では自動で吸引力を最強にする「カーペットブースト」機能が追加されている。