対応LTEバンド数が増え、Wi-Fi規格「11ac」が追加された通信面
iPad mini 4では、対応している様々な通信規格が増えたのも特徴だ。まず、Bluetoothは4.0から4.2になり、IoT(モノのインターネット)への対応が期待されるところだ。
Wi-Fiではこれまで802.11a/b/g/n MIMO対応だったのが、最新の規格である11acが加わり、802.11a/b/g/n/ac MIMO対応に。
また、Wi-Fi+セルラーモデルのみの話になるが、LTEバンドもiPad mini 3では1、2、3、4、5、7、8、13、17、18、19、20、25、26に対応だったのが、iPad mini 4ではNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルが2015年以降使用予定の28に加え、29、38、39、40、41が追加になる。
バンド数が増えたことにより、LTE通信が対応した海外の国や地域が増え、旅行や出張の際にでも高速通信が利用できそうだ。
■通信の違い
天気やヘルスケア系アプリに活用できる「気圧計」が追加
また、センサー類は指紋認証でおなじみのTouch IDから、3軸ジャイロ、加速度センサー、画面の明るさに関係する環境光センサーはiPad mini 3と iPad mini 4どちらにも搭載されているが、iPad mini 4ではさらに「気圧計」を追加された。
すでにiPhone6/6Plus、iPad Air2に搭載されているセンサーだが、これを利用することで天気アプリに気圧を表示させることや、ヘルスケアアプリで上がった高さの測定が可能になる。
■センサーの違い