セイコーエプソン VP 企画設計部 部長 小西正祐氏

新モデルは画質アップと無線LAN接続の標準対応が二大特徴

次にセイコーエプソンの小西部長が新モデルの詳細を説明。明るさは前モデル比10%増しの2,200ルーメンながら、アイリス部品を再設計することでコントラスト比を35,000:1へと強化(前モデルの2倍以上)。さらに、従来はエントリー製品にはなかったイメージ強調/フレーム補正機能を加えたことで、画質の良さをアピールしていた。

また、無線LANを内蔵することによって、追加ドングルなしでパソコン(Intel WiDi)やスマートフォン・タブレット(Miracast)からのワイヤレス接続を可能にした。ほかにも新ホーム画面の採用(操作性の改善)、本体内蔵スピーカー(5W)といった点が強化されている。

エプソンのホームプロジェクターラインナップ。フルHD対応のエントリー製品が今回リニューアルされる

新モデル「EH-TW5350」の概要。明るさは10%増しだが、コントラスト比が大幅に強化された

新製品の主な特徴。新機能が8つと多く、かなり強化されている

セールスポイント。画質の向上以外にも、無線LANを内蔵することでスマホやタブレットからワイヤレス接続したり、スマホをリモコン化したりできる。MHLにも対応