友だち追加の手段が多いLINE、ユーザー数が多いSkype
LINEはスマホの電話帳をLINEに送信し、LINEユーザーを自動追加する機能を持つ。LINEを使っている友人が「友だち」リストに入るため、アカウントを作ればすぐ連絡を取り合える。そのほか、「ふるふる」、「LINE ID」、「QRコード」といった、友だち追加の方法が豊富に用意されているため、気軽にアカウントを交換できる。
一方、SkypeはSkype名かメールアドレス、氏名で知り合いを検索し、自分で連絡先に追加する。知り合いの誰がSkypeを使っているかはわからない(ただし、Android版ではスマホの電話帳から検索でき、PCではWebメールのアドレス帳などから検索できる)。しかし、Skypeはサービス開始から10年を越えており、世界的に広く利用されているサービスであるため、アカウントを保持している人は多いだろう。そうした意味では、人と繋がりやすいサービスといえる。
スタンプや音楽がメッセージで送れるLINE
メッセージ機能を比較してみよう。1対1のメッセージ、およびグループのメッセージができる点は双方変わりない。しかし、LINEは「スタンプ」という魅力的なアイテムがある。文字で行うチャットに感情を添えられるスタンプは豊富に提供されており、自分で追加することもできる。一方、Skypeは絵文字は利用できるものの、種類は少なく、追加することもできない。
また、メッセージには画像、動画、位置情報を送れる点も同じだが、LINEは音楽やギフトも送ることができる。メッセージをコミュニケーションの中心としているLINEらしい作りだ。