だから、私はiPhoneを使わない - 小山安博編

iPhoneのメリット・デメリット

スマートフォンとして、iOSにiPhoneしかないというのは、メリットでもあり、デメリットでもある。メリットとしては、ケースが豊富で見た目にバリエーションがある、疑問があっても同じユーザーが多いので人に聞きやすい、UIが統一されているので機種変更がしやすい、といった点が挙げられる。

まあ、iPhoneもOSメジャーアップデートのたびにUIが変わって家族には使い方を教える羽目になっているし、個人的にはケースのバリエーションは不要だし、それなりに頻繁にデザインが変わって以前のケースは使えなくなるし、特別なメリットがない。

デメリットは、とにかく自由度がない点。個人的にスマートカメラ「LUMIX DMC-CM1」を多用しているが、iPhoneだったら、これは実現できない端末だ。メーカーによってデザインが変わり、ディスプレイサイズも変わり、操作性も変わる、というのはデメリットも大きいし、特にアプリ開発者にとっては不自由。Android OS自体も頻繁にUIを変えているし、機種変更で他社製品に変えたら「戻る」ボタンの位置が逆で戸惑うなんてこともある。

それでも、色々なメーカーが参入して端末を製造できる自由度の高さはえがたいメリットだ。特にGoogleのサービスに依存していて、その代替をアップルが用意できない以上、Googleとの連携に優れたAndroidは大きな魅力だ。