Windows 10へのアップデートに向けて
すでにご存じと思うが、Microsoftでは、Windows 7/8.1からWindows 10への無償アップデートを行う。アップデートには、約3GBの空き容量が必要となる。デスクトップPCなどでは、このくらいなんの問題もないであろう。しかし、8inchタブレットなどでは、状況によって厳しいこともある。
たとえば、筆者の持つ8inchタブレットは、ディスク容量は32GBである。回復用に約7GB、OSだけで10GB程度を消費している。さらにOfficeなどのアプリをインストールし、ユーザーデータなども保存していると、20GBくらいはあっというまに使ってしまう。つまり、空き容量が、アップデートに必要な3GB以下になってしまうことも十分考えられる。また、安価なモデルではディスク容量が16GBといったタブレットもある。
そこで、PC TuneUpの出番である。ディスククリーンアップを行うことで、空き容量を確保するのである。
- Windowsやプログラムのキャッシュや一時ファイルの削除
- ブラウザのキャッシュ/履歴/Cookieの削除
- 大容量のデータの検索と削除(図14)
- 重複のデータの検索と削除(図13)
キャッシュや一時ファイル、ブラウザの関連ファイルなどは、標準の機能でも行うことができる(難しいこともないだろう)。威力を発揮するのは、下の2つであろう。まずは大容量のデータを探し、本当に必要なものかを確認する。場合によっては、PCやUSBメモリに退避してもいいだろう。そして、重複データである。これこそまさにディスクの無駄ともいえるものである。こういったファイルを簡単に探し出せるのは、非常に便利である。
Windows 10に対応しているので、アップデート後も問題なく使える。空き容量などの問題でアップデートに関し悩んでいるのであれば、PC TuneUpを検討してみてほしい。